桜の花の浮かぶ水槽で
鯖も泳いでます
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ただ寄り添って
そこは、かつての黄金郷に足りなかった1ピースを加えた世界。
この世界で私は家具などではなく、安らぎも平穏も、そして――も。
「やっと言える。僕と結婚してほしい……愛してるよ、紗音」
なんて陳腐な言葉なんだろう。
――愛してる?
――ずっと一緒にいたい?
心に宿る命を喰らう
「あなたは、金蔵と肉体関係を持ち、右代宮家への復讐のため……」
「そんな事実ありません!」
「あなたは蔵臼を愛してなんかいなかった!
」
「なッ……私はあの人を愛していました!!」
「どうやってそれを証明するんですか?」
たった一人でも、信じてくれたのなら。世界はまた違った動きを見せたかもしれない。
――私は、あの人を、愛していました……! 信じて、誰か信じて!
言葉で五つのお題・童話編
†眠れないったらありゃしないの。だってお父様が毎晩私のところにいらっしゃるから(白雪姫)
「お父様?」
少女がそう尋ねると、お父様、と呼ばれた壮年の男は眉間に皺を寄せる。
「誰が言った」
ティーカップを置き立ち上げと、明らさまに不機嫌に、男は尋ね返す。長く艶やかな金色の髪を、編んで結上げている少女は、聞いてはいけないことだったのだ、と理解する。
「熊沢が言っていたわ」
「熊沢……成る程わかった。良い」
自らの世話をする家政婦の名を口にすると、どうやら男は納得したようだ。
自分の名を言えば彼はあなたを怒りませんよ、と彼女が言った通り、金蔵は澄ました顔で座り直した。よくわからないけれど、熊沢は何か知っているらしい。
「私のお父様なの?」
「黙りなさい。……関係のないことだ」
「……はい」
穏やかな穏やかなティータイム。今日は自分から壊してしまった。
そしてこれが終わったら、彼は今夜もこちらに泊まるのでしょう。
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