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桜の花の浮かぶ水槽で

鯖も泳いでます

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Noi abbiamo una benedizione a noi 3

翌朝。飲み過ぎて眠り込んでいる十八に、幾子が毛布をかけていた。
先をこされてしまったようで、少し悔しい。
離れて様子を見ていると、不意に今日の当番である使用人が、理御の肩を叩く。

「ねぇ、幾子様は、どうして彼を特別扱いするんだと思います? 理御さんは知ってます?」
「えっと……」

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Noi abbiamo una benedizione a noi 2

理御は目を細める。

ああ、見覚えがある、その姿。
よく映えるあの赤い髪は、長くの漂流を物語るように色を失ってしまったけれど、その姿は、紛れもなく、

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The world of fairy tale


髪を撫でて通り抜ける風が、気持ち良い朝でした。珍しく早く起きたベアトリーチェは、バトラ達を起こさぬよう静かに外に出ました。

彼等がお菓子の家に住むようになって早一週間です。
当初は一日だけの予定でしたが、魔法が使えなくなってしまったベアトリーチェは、勿論彼等を逃がすなどという失態はいたしません。一人では生活が出来ないのです。
バトラとグレーテルにとっても有り難い話でした。肉体労働があるには違いありませんが、逆に言えば仕事と衣食住が保証されるのです。

何より、互いに別れるのが惜しい気持ちになっていました。

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The world of fairy tale 1


むかーし昔、ある国にバトラとグレーテルというとても仲の良い兄妹がおりました。
働いて得る賃金は多くはありませんでしたが、父母と4人、力を合わせて生活していました。

しかし、この父というのが恐ろしく女癖が悪く、遊びに大枚をはたいてしまうのです。
基本ステータスです。何があっても引っぺがすのは無理らしいです。

その為、右代宮家ではないこの一家は、経済状況が芳しくありませんでした。
それでもなんとか母がやり繰りしていましたが、ここに来て兄の方が勝手に丐に食べ物を与えてしまったり、また妹の方は、現金を持たせると意味もなくばらまく習性があることが発覚したのです。

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